「あーあ、更新めんどくさいなあ。でも、集客のためには更新しなきゃ。やれやれ…」
そんな気分で書かれた情報は、きっとつまらないことでしょう。
しかし、
イタズラっ子のように目を輝かせ、その時ばかりは心を小学生に戻し、
ワクワク気分で更新するホームページなら。
まあ、残念ながらスベッてしまうことも多々あるでしょうが、
見る人を楽しませようとする、そんな雰囲気は、よそに負けないくらい出ていることでしょう。
これは私の持論ですが、
「本人が楽しいと思わなければ、その人のホームページはつまらない」
と思います。
仕事のホームページであってもです。
以前、私は3DCGの解説書を出版してもらったことがあります。
3DCG。
とっても難しくて、おカタいイメージ。
内容については、任せる、と編集部に言われて、とっても困りました。
悩んだ末、私は、「出来る範囲で、おもいきりフザけてやろう」と
思いました。
何日もアイデアを練り、人が知らないテクニックを試し、
技術ノウハウも私の知りうる最高レベルを詰め込みながらも、
来る日も来る日も精一杯フザける。
と、編集担当の方と言い合いになったこともあります。
大人げないですね。というか、アホですね。
解説文や画像も、何度も何度も練り直し、撮り直し、
「これが今の私の、せいいっぱいのフザけっぷりです」と、
堂々と胸を張って言えるものがついに完成。
ジャンルが特殊なので、ものすごくたくさん売れる、ということは
なかったのですが、
「笑った」
「語り口が面白いので、ついついイッキに読んでしまった」
と、3DCGの解説書らしからぬ、しかし嬉しい感想をいただいたのです。
この本を執筆している間は、最高に楽しかった。
そして、読んだ人にも楽しんでもらえるなんて、サイコーだ。
そう思いました。
私は、あまりおしゃべりは得意な方ではないのですが、
自分の文章が読まれて、
しかも「面白い」なんて言われた時の気持ちよさと言ったら。
そして、やみつきになった結果、今も私は、
ホームページやブログで、文章を書き続けているわけです。
「それが出来れば苦労しない」と思われるかも知れませんが、
あなた自身が楽しむことが重要です。
私の場合は、「読んだ人を笑わせること」がやみつきになりました。
あなたは、何を楽しみにホームページを更新していくのでしょうか。
「ホームページの成長?」「文章の上達具合?」
「よそのホームページに取り上げてもらうこと?」
「ホームページ読んだ、ためになるね、って言われること?」
何か、ホームページからの成果以外に楽しみを見出すこと。
それが、サイコーに楽しめるホームページ更新の方法だと思います。