教室のホームページを作って、必要な情報もひと通り揃えた。もちろん、「地域名+ピアノ教室」というキーワードも適度にホームページ内にちりばめた。
なのに、ホームページに人が来ない。
これはいったいどういうことなのでしょう?
まず、やらなくてはいけないこと
実は、ホームページを作っただけでは、誰もその存在を知らず、訪れようがありません。検索エンジンに、「新しくホームページできたよ!」ということを知らせましょう。
多くの検索エンジンは、googleの検索結果を参照しているので、googleに登録しておけば充分でしょう。
http://google.co.jp/addurl から、ホームページを登録出来ます。
「URL」のところに、ホームページのURL(ホームページを表示させるためのアドレス。例 http://sample.own-hp.com)を入れたら、その下の「2つの単語を入力します」のところに、うにょうにょとうねった英単語を入力します。そして、「リクエストを送信」をクリック。
googleに登録されるには、少々時間がかかります。登録されたかどうか試すには、以下の手順を行なって下さい。
googleのキーワードに site:<あなたのホームページのURL> と入れて検索する。
まだ登録されていない場合、「一致する情報は見つかりませんでした」と表示されます。
検索結果が表示される場合は、googleに登録された、というわけです。では、googleに登録されているのに、人が来ないとしたらそれは何故でしょう?
ページ数が足りない
もし、「地域名+ピアノ教室」で検索結果に出てこない場合。あなたのホームページは、「地域名+ピアノ教室」の検索結果としてふさわしくないと、検索エンジンに判断されている可能性があります。
ホームページ作成直後なら、「ページ数が少ない」のが原因の一つ。私の感覚からいくと、だいたい1つのホームページで、100ページくらいページを作ると、毎日安定して人がやってきます。
そして、ホームページづくりが趣味でない人が100ページ書くのは、至難のワザ。どうしましょう?
他のサイトからリンクしてもらう
とにかく、やれることはやりましょう。
まず、お手軽なのはホームページを他のサイトからリンクしてもらうこと。ただし、他人のブログのコメント欄などに勝手に教室の宣伝をしてはいけません。逆に、自分のブログをお持ちの方や、友達のブログに情報を載せてもらえる場合は、お願いしましょう。
さて、無料でピアノ教室の情報を掲載してくれるサイトがあります。ありがたく登録させてもらいましょう。
有料サイトだと、ピティナで「指導会員」(年会費3,000円)になると、ピアノ教室紹介サービスに登録ができるようです。
TwitterやFaceBookで宣伝
これらのソーシャルメディアでは、広告くさいものは嫌がられます。広告を流すことで、Twitterからフォロワーがごっそり抜けるかもしれません。FaceBookでファンページを作るのもいいですが、ファンとのやりとりは結構時間を取られます。
もちろん、ソーシャルメディアを上手に活用している方もいますが、よほどうまいやり方をしない限り、これらにホームページの宣伝をするのはおすすめしません。
さらに積極的な宣伝方法
多少のお金をかけてもいいから、ホームページを宣伝したい!という方。
もっとも手軽なのが、googleに広告を出すこと。実は、googleには1クリック7円から、個人でも広告を出すことができるのです。
ただし、あなたのお住まいの地域が、ピアノ教室の激戦区だったりすると、1クリックの単価が高くなることがあるで注意が必要です。1クリック100円だとしたら、100クリックで1万円です。通常、クリック数の1%の確率で、成約(つまり、生徒さんが教室に入ってくれる)と言われているので、かける広告費がワリに合うかどうかをよく考えましょう。
googleアドワーズ https://adwards.google.co.jp
この方法は、この「ラクラク更新ホームページ」でもやっていることなのです。
もしかしたら、グーグルの広告経由で、ここに来た方もいるかもしれませんね。
ピアノ教室の場合は、同じ地域にそれほどライバルはいないでしょうから、
下のような広告文で充分でしょう。
XX市のピアノ教室
お子さまの生徒募集
若干名の空きあります。
では、クリックされやすい広告文とは?
たとえば、このホームページの場合は、以下の広告を出したところ、
たくさんの方に来ていただけました。
ホームページ、作りません
IT系でしょ、ホームページ作ってと
友達に言われた時の断りかた
広告のリンク先は、トップページではなく、ホームページ作ってよ、3,000円払うからに貼っておきました。
広告文をつくるときのポイントはこんな感じでしょうか。
- 宣伝っぽくない広告文
- XXを○○する方法(ある特定の悩みを解決する方法)
- 商品名を出さない
自分でやるのは怖い、というかたは代行いたしますので、お問い合わせ下さい。
ホームページの文章執筆代行
これは、あまりおすすめできません。
ホームページの執筆自体を誰かに代行してもらう、という方法です。それほどお金もかかりません。
しかし、あなたのホームページから、「先生の教育方針や情熱」が薄まってしまい、ホームページに人は来るけど、入会してくれる人が減った、という本末転倒なことにもなりかねません。
それでもいい、というかたはお問い合わせ下さい。
まとめ
ホームページに人を呼ぶには、裏ワザみたいなものはありません。あったとしても何らかのリスクを伴うのでやめておいた方が無難です。
いったんホームページが信用をなくすと、信用を回復するのは大変です。これから先、何年、何十年と使っていくのであれば、なおさらです。
従って、ホームページに人を呼ぶためには、愚直に以下のことをやるしかないのです。
- 無料で情報を掲載してくれるサイトに登録する
- 正当なお金を払って広告を出す
- 地道に文章を書き、ホームページのページ数を増やす
結論として、お金、または時間をかけるしかない、という事になります。
私もやっていますが、やはり、オススメは多少のお金(月に1万円くらい)をかけて、グーグルに広告を出す、
ということだと思います。